本日は引き続き、別役実さんの短編をひたすら稽古しました。1ペアずつじっくりじっくり時間をかけて立ち稽古、ダメだし、立ち稽古、ダメだしの反復でした。
個々人のクセを見いだし、それを修正。そして新たに感情や動作等のアクセントとなる演出を入れていきます。じっくりはやっていますが、演技の情報がどんどん加算されていきます。これまでの経験と感覚を頼りに改善していくのですが、対応力と反復が求められます。
その稽古の中で付けられるいくつかの演出を、筒井さんは『点』と呼びます。
そして、点をいかに線にしていくかが求められていきます。点となるアイデアを人物に満たし、人物は躍動します。
今回、躍動を感じた瞬間が何度かありました。
以前感じた即興の面白さから、劇中のキャラクターの面白さへ。確実に前に進んでいます。みんな役者になっていきます。
沢大洋
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