2013年10月28日月曜日

ゆっくりと浸透させていく時期です。

本日も台本が追加され、着々と稽古が進んでいきます。
追加分を読み合わせをし、メンバーからも笑い声が。どんな風に劇が進むのか、楽しみに待っているようです。

今回は読み合わせ後も立ち稽古。
筒井さんががっつり演出として方針を伝えていきます。



















まだ決定稿の段階ではないのですが、筒井さんよりかなり細かいところまで演出がつけられていきます。こだわりが見えてきて、キャラのディテールが、メンバーにゆっくりと浸透していきます。
追加分をある程度稽古し、前のシーンの稽古へ。
一人休みがあったので、代役を立てて演じました。声の出し方、そして劇中の体の変化に合わせた、その度ごとのキャラクターイメージ等々。
台本の内容に合わせ、フリートークもありました。メンバーの兄弟喧嘩のこと、みんなのアイドル的存在は?など。


さて、自主練もぼちぼちスタートするよう。制作担当のメンバーが、稽古場取りにかけずりまわっています。

10/28 沢

2013年10月23日水曜日

スタッフワークも抜かりなく

今回のラボ。
台本が倍に増え(10ページほど)、メンバーが主体となり読み合わせ、そしてシーンの解釈に時間があてられました。キャストイメージが明確なのと、筒井さんがラボ生のクセや特徴を熟知しているため、それぞれの長所、短所を活かしながらのキャラクター造形をしていくことになりそうです。


さて、長く自主連の時間を取った後、次はスタッフワークについて。
前回、制作スケジュール(宣伝や自主連の日程など)が立てられたので、それに合わせて各スタッフのスケジュールが決められていきました。今回はメンバーそれぞれ、『制作』『宣伝美術』、『衣装』、『小道具』、『舞台美術』を任され、スケジュール立案、プラン決定、実際の物集め、作成に取り組んでいきます。

そういえば、素敵な宣伝美術もイメージがあがってきていました。稽古後は制作陣で個別ミーティングもされていたようです。11月中旬頃からチラシ配付予定。お楽しみに!!!

沢 10/21

2013年10月19日土曜日

1月の本番に向け、出発

久しぶりのラボ。今回は1月に向けての台本が少し出来上がり、その読み合わせ、そしてスタッフワークについて話し合われました。

台本はまだ5ページ程。ですが配役は決定していて、この先のビジョンも筒井さんから語られました。読み合わせ、そして立って体を動かしながらも演じてみました。




次はスタッフ決めへ。制作、宣美、衣装、小道具、舞台美術の配置、そしてスケジュールを決めました。チラシもスピーディーに出来上がっていきそうです。

台本は10月下旬には全貌が見えてきそう。なかなかスケールの大きいストーリーで、前回のコメディとはひと味違う、ピリッとビターな、質量のあるお芝居になりそうです。そのために、役者陣はもう二皮くらい成長を求められていくことになりそうです。



沢 10/14

2013年10月4日金曜日

即興でシーンを創作する。


今日は絶対大丈夫かの稽古です。
CTTも終わり公演に向けての稽古が始まります。
脚本を創作するにあたり、即興でシーンを演じてみるという試みが行われました。
筒井さんの中で作品の人物設定と役柄同士の関係性について語られます。
ネタバレになるのでここでは詳しく書きませんが。
そして脚本に書こうと思っているシーンイメージとそれぞれのキャラクターがどんな目的を持っているかを共有します。
これをもとに即興でのシーン創作に取り組みました。
 
即興演技というのは脚本のある演技とはまた違った演技技術が必要になります。
役者さんの演技を見ながら筒井さんから即興をやるときのポイントや即興でシーンを創作する意図が語られていきます。
目的を達成するのだはなく、その目的から派生する関係性や、その役柄が言いそうなセリフをさぐろう。
結果よりもそこに至る経過が見てみたい。
知らないことを説明したり語るときに嘘でも良いから言い切ってします。
またその嘘も曖昧なことを言うよりも具体的な事柄として説明する
 
いかに話を広げていって関係ないやり取りになるかを求められているように思えました。
そのために相手の話を受けてそれにエピソードなどを追加していくことが求められているように思います。
質問を返したり相手の話を否定するよりも「そうだね。そしてこうだね。」と話を足し算していく発想になると即興が変わってくるように思います。
そういう意味で役柄の目的にこだわりすぎるとシーンが停滞してしまうのでしょう。
どうであれ、即興演技を身につけることは一つの武器になります。
筒井さんはシーン創作とともに役者さんの演技の向上も目指しているのではないでしょうか。

梶川(9/30)