2012年9月27日木曜日

スタッフワークと役者と。


劇研アクターズラボ+ルドルフ
ユニット名「絶対、大丈夫か」

今回は劇研にて!
いつも通り、スタッフの進行状況の確認から。設立間もない団体ですので、誰が何を担当するのかを、入念に打ち合わせていきます。今までのWS形式と違った神経を使わなければならないので、またひとつ乗り越えなければいけないものがあります。
アクターズラボというスタイルの裏側の面ですが、これがチームとしての連帯感を生み出していくのだと感じています。役者をやりながらで大変ですが、ぜひ一緒に乗り越えていきましょう!

さて役者の方は、台本の第三場がお目見えしました!メンバーの9名ほぼ全員が登場したことになり、みんなのキャラクターが見え隠れ。。
『もっとやりたい・・・』そんな気持ちも見え隠れし、イメージが膨らむにつれ、ワクワク度もあがっている模様。もちろん不安度も上がっていっているでしょうが、そんなときこそ今までの半年間のワークを思い出して自信を持って演じて貰えればと思います。


さて、これから!ともに頑張っていきましょう!!

沢大洋


2012年9月20日木曜日

台本追加。どんどん作品が見えてきた。

『絶対、大丈夫か』

というユニットネームも板についてきだした今日この頃。
いろいろなものが形として現れ始めました。
まずはロゴ。前回も書きましたが、受講生作のロゴが完成しようとしています。そして同時にチラシの原案も現れ、登場キャラの似顔絵まで現れました。
そして台本です。もう12ページくらいできていて、『絶対、大丈夫か』のチームの根幹となってきています。


今回は話合いの後、追加台本を合わせ読み。
その時ふられていた役でほぼ配役決定だということで、それぞれどんなキャラクターとなるのか目標が見えてきました。



















ラストは、それぞれの役に特徴をつけてみてエチュードを実施。特徴とは、マザコン、ナルシスト、おねえ。などのわかりやすい特徴。特徴を大胆につけることで、台本、役のイメージを膨らませていきます。


11月からは週2回の稽古となり、自主練も始まっていくのではないかと思います。
今のうちに体力を蓄え、作品のイメージを大きく大きく膨らませて欲しいと思います。

2012年9月13日木曜日

台本がお目見えっ!!!

スタッフ面の打合せから稽古スタート。

まずは制作のスケジュール決めから!広報、宣伝美術、会計など、公演の骨格となる大切な部署です。
そして次はロゴ決め。なんと受講生が考えているんですよ!担当の2人が何十個も案を考えてきてくれて、みんなで理想のロゴを探していました。なんといっても「絶対、大丈夫か」というユニットネームですので、パンチのあるロゴが必要になってくることでしょう。


そして、今日ははじめて台本が配られました!!!
前半の出だしだけでしたが、待ちに待った台本に受講生はかぶりついていました!

そして読み合わせへ・・・
さあこれからどういう作品が生まれるか非常に楽しみです!



台本を一通り読み終えたあとは、即興のワークへ。

やったこと①
前回に引き続き、2人で同じ単純作業を続けます。その状態で、今回は同じ話題を共有し、反対の意見を持って、その立場は変えないまま声を出して話をしていくものです。

やったこと②
フォーカスを移す、ということをやりました。
5人で舞台にあがり、3人と2人のグループになります。同じ空間に身を置き、フォーカスをどちらか一方のグループへ。それを筒井さんのかけ声でどんどんグループを変えていきます。


今回も参加させて頂いたのですが、やはり難しい。というのがまずありました。
同時にいろんなところに何個も意識を配らなければならず、しかもそれぞれにセンスが求められます。
余分な力を削ぎ、磨いてきた力をうまく紡ぎだし、みんなで大切に重ねて重ねていって欲しいと思います!

2012年9月6日木曜日

背中で語る。

わりと久しぶりの筒井ラボ。最近は身体の単位を区切っての表現にチャレンジしています。

今回は背中。


まずは一人ずつ、ピアノの演奏のエチュード。その中で心境を表現していきました。もちろん後ろ向きです。それぞれで時間を区切りチャレンジしたのですが、やはり難しかったのか、なかなか長くは続けられません。
その後、いつものように振り返りへ。どのような心境だったのか、その心境が上手く表せていたか、そしてどうしたらもっと伝わるように表現できるのか。


背中を中心として魅せなければならないため、それはとても難しそうでした。ですが背中はいいですね。表現しようとして出ていたものではないかもしれませんが、それぞれの人間の個性が出ています。生き様であるとか。 背中で語れるようになることは、とても大事なことのように思いますので、是非もっと意識していってもらえればと思いました。



最後のワークでは、人数の関係で僕も参加させて頂きました。
内容は、2人で共通の単純作業をしながら、一方は例えば夕食のことで頭がいっぱいで、それが言葉として出てきます。もう一方は、例えば明日のテストのことを考えながら、しかし言葉としては出てきません。
同じ空間、時を同じくしているのに、ほぼ干渉しない2人。ですが客観的に見ていると2人の関係のズレが面白く見えたりします。

やろうとしている方はとても大変でした。
作業の手を止めることはできないし、頭では他のこと考えなければいけないし、それを言葉にしたり、その言葉を受けて反応したりもしなければならない。
同時に3つも4つも意識を働かせなければならない状況で、それぞれの課題を見つけているようでした。さらにさらに、前に進んでいきます。

沢大洋


2012年9月1日土曜日

手、足だけの演技

稽古日 2012.8.29

約3ヶ月ぶりに筒井さんのクラスにお邪魔してきました。

今回は手だけの演技、足だけの演技というものに挑戦されていました。いつもはセリフや表情といったものが演技にはついて回りますが、今回はそれらを取り除き、手だけ、足だけの演技というものを模索されていました。

まず、自分自身で何らかの状況、もしくは感情をイメージして、それを手、足だけで表現するのです。そしてそれらを他の受講生に観てもらって、どう見えたかを聞くというものです。改めてやってみたり、見てみたりすると、動きにしてはほんの少しの違いしかないものが、感情にすると意外と大きな差になるものです。

それに、人によっては自分が考えている気持ちとは全然違うものが伝わってしまうケースもありました。演技においてはそういった特殊性は理解して使わなければならないということでした。

そして最後に即興で状況を作り、今度は身体全部を使った演技をしました。今回、それまでの部分で、身体の一部位に意識を向けて演技した為に妙な違和感を感じた方もおられたようです。

さてさて、もうすぐ本番台本を使った稽古に入りそうな気配もしております。どんなお芝居になるのか乞うご期待です。ではではまた来週。