2012年10月24日水曜日

稽古、本格始動!

             10月24日の筒井ラボの模様をお送りします。浅田です。

               本日は、第1場~第2場までの稽古をしました。




受講生たち、それぞれ自主練をはじめており、明らかに意識が変わっているのが見れました。
これまで筒井さんに注意されていた「声量」「自分の立ち位置」を注意しながらシーンを
重ねていきます。

筒井さんも、今日はそれぞれのキャラクターの性格や台詞の意図などを細かに説明しながらの
稽古。本格的な「稽古」になってきたと感じとれます。




今日は特に「三人」や「二人」でのシーンを重点的にやったのですが、
シーン毎、そしてキャラクター毎にこのシーンなら誰が上位に立つのか、そう見えるようにするには
どうしたらいいのか。「距離感」や「声の大きさ」など筒井さんから指摘を受け、受講生も
必死で受け止めながらシーンが少しずつ動き出していきます。


いよいよ、稽古が本格始動です!!今週末にも自主練を重ねるようです。
一週間に一度ということでの緊張感が良く働いているように思います。



2012年10月18日木曜日

脚本:第四場まで完成!

10月17日の筒井ラボの模様をお送りします。浅田です。

本日は、ビラの最終案を皆で確認するところから始まりました。オモテ面はイラスト、裏面は文字情報。ビラも、受講生が一からつくっています!
筒井さんとの最終確認後、入稿予定です!

そして、その後脚本の第四場が筒井さんから配られ、先週と同様に読み合わせ、の後に立っての稽古にうつります。




第四場は全員揃っての場面になります。

第一~第三場まで経てきて、少しずつ皆さんのキャラクターへの深度が深まっているように感じられます。

一度立っての稽古の後、筒井さんから各台詞の注釈と動きの提案が加わり、二回目の立っての稽古はより自由に動けている印象。

ここから、最後のシーンへと脚本もより盛り上がって行きます。

自主練もきまり、「公演」としての姿勢も高まってまいりました!!



2012年10月11日木曜日

少しずつ、少しずつ。

10月10日の筒井ラボの様子をお送りします。本日も浅田が拝見させていただきました。


ラボ自体は、19時から始まるのですが、その前からもう5~6名ほど来て、ストレッチや声出しをする姿を先週から見受けることとなりました。
そして本日は、開始10分前には全員集合!!


脚本が少しずつUPされていく中、受講生たちの方々の結束も高まり、自主練のやり方も互いに教え合う姿がありました。どんどん実際立っての稽古も始まりつつあるので、「声」や「動き」に対しての考え方が少しずつ変わってきている印象があります。


そして、筒井さんが到着。第1場から第2場の改稿を渡していただきます。
まずはそれを読み合わせ。その後、実際立っての稽古をはじめます。


今日も先週と引き続き、「空間を自分たちでイメージするように」との指示が飛んだのですが、更にもう一点、「先週とは違う形にすること」という指示も加わりました。

先週の稽古を踏まえて、更にイメージを膨らませて、実際に動くであろう導線も踏まえて本日の空間が完成。




以前は左手に机、右点に空間を空けましたが今回は左右どちらともにも机を展開。そして、立っての読み通しがはじまります。




今回、各受講生たちのキャラクター、性格に合わせて筒井さんは役を当て書いてくださっています。

やはりまだ改稿したてということで、ぎごちなさは感じられましたが、先週よりもより声、身体ともに柔軟性が出て、しっくり当てはまるパーツもでてきました。

そして、今回の課題は「台詞を喋っていない人が一体どういう反応をしているのか」です。演出的に、観客の方の見る焦点は考えなければなりませんが、それでも実際に生きている人間として、その場で喋っていない時、どうするのか。そこを指摘して、本日のラボは終了しました。


来週にはビラの大体のデザインが完了、入稿の手筈に入ります。
スタッフワークも見所です。

2012年10月4日木曜日

自分の立ち位置を感じとる。

はじめてアクターズラボにお邪魔させていただきました、浅田です。
10月3日の筒井ラボの様子をお送りします。

「アクターズラボ」と聞いて、「きっと講師の方がばしばし決めていらっしゃるんだろうな」となんとなく思っていたのですが、そんなことはない。むしろ、講師の方から受講生のほうに投げかけ、受講生のほうもきちんと受けとめて、返す。そんなキャッチボールを思い浮かべました。


本日は自主練ということで、早めにあつまってストレッチなどをする光景がありました。
そして、筒井さんが来られてから、先週配った第三場の改訂版をくばり、まずは動かずに読みをします。感触を確かめた後、動きをつけての稽古。




「部屋を自由にイメージして」との筒井さんの言の下、受講生たちが脚本に沿って部屋の配置などを考えます。そして一旦すべて読み通しをしました。

その後、休憩ののちに「身体」を起こす作業に。
・ストレッチ
・脱力
からの、「声」へと移行します。個人個人、身体と真摯に向き合っている光景が印象的でした。

声を出し、喉まわりの変化を確認した後に、もう一度第三場をやり直しました。
今度は「演技をしようとしない」「もっと自由に」「前に出て」などの筒井さんの指摘を受けながらのやり直し。


二回やってみることで、それぞれが自分の立ち位置を感じなおしたり、より柔軟に対応していました。


脚本ができてきて、それぞれの課題も浮き彫りに、そして同時に面白さも生まれてきているようです。そして、ビラも本日拝見したのですが、素敵なイラストが仕上がっていました!これが印刷に出るとどうなるのか、楽しみです。