2012年7月26日木曜日

「立つ」「歩く」

今回のラボは、まずユニット名の候補を出し合いました。それぞれが1つ以上アイデアを持ち寄り、候補を絞りました。かわいらしいネーミングが多いですね。そして付加されている意味も多様で、このクラスに対する期待が感じられました。
そして次にスタッフの希望を出し合いました。経験者から初心者まで様々ですが、希望がほぼ被らず。ラッキーですね!そしてなんと座長なるものも決めるようです。
次回、決定しそう。楽しみですね。


さて!
ワークの方はと言いますと、短編から離れ即興での実施。
今回は、「立つ」「歩く」を徹底的にやりました。

まず「立つ」
腰から上を脱力し、1人が脱力具合を確かめます。本人の自覚してる以上に脱力は出来るようです。そこから、背骨を下から起こし組み上げて「立つ」姿勢に近づきます。


そして「歩く」
歩くってなんだ。という構造を考えるところからスタートしました。まずどこから動き始め、どのように動きが伝播していくのか。
答えは『ひざ』からでした。ひざを前に動かす。そこからスタートです。ひざが折れ、かかとが浮き、ひざを軸に足が回転。そして着地。
その連続です。

それぞれのクセを丹念にチェックしました。
そして歩くスピードを様々に変え、スピードによって歩く構造が変わらないように。。
何回も何回も何回も歩きました。


写真は参考まで!




2012年7月19日木曜日

チームとして、役者として成長を。

昨日のラボ。

一週空いての稽古。
最初は、ユニットネームを決めようという話合いを。みんなで一個ずつ考えてこようということになりました。筒井さんには、半年間練りに練ったユニットネームありましたがどうなるか。来週決まるかもしれません。どんな名前になるのか楽しみです!


そして、次にスタッフ責任者も決めちゃおうという話に。。
先日公演が終わったばかりの、劇研アクターズラボ+烏丸ストロークロック:ハナレズのスタッフワークを参考にする模様。
『舞台監督、舞台美術、衣装、小道具、照明、音響、宣伝美術、制作』
この中からメンバーが希望を出し、決定していきます。


ラボ開始からほぼ半年。いっきにチーム感が出そうですね。



さてワークの方は、一旦セリフから離れ即興的なことをしていきました。2、3月ころにやったワークをそのままやってみたり。


セリフ劇を介して、役者としての意識を拡大してきたものがどう結実しているのか。この半年間で何を得たのか試されるワークとなりました。




結果としまして。。。
舞台に、まず立つことが出来るようになったということ。
それぞれの成長を感じたということ。
自らの状態を、認識できるようになってきたということ。

もしかすると、ここでやっとスタートラインかもしれません。
ですが確実に力を付けてきているメンバーは、さらに速いスピードで飛躍していくことと思います。


沢大洋

2012年7月7日土曜日

集大成のお披露目を。

先日、久しぶりの筒井ラボがありました。筒井さんが京都、名古屋の2都市公演に演出家として参加されており、その中日に実施されたものです。

今回何よりも感じたのは、このクラスをメンバーが心待ちにしていたということ。
筒井さんとはおよそ三週間ぶりの再開となり、<緊張もありながらですが。>話合いをしたり、長期の自主練で積み上げたものを披露していました。


筒井さんの必要な役者像がメンバーの中にも浸透してきていて、それぞれ出来ているところ、出来ていないところの「自覚」している部分が大きくなっているようです。
あーでもない、こーでもないと、どんどん自己判断の領域を増やしていってもらえればと感じましたし、メンバー通しで良い話合いを持ってくれればと思いました。

さて、次回は一週あけてのクラスとなります。今までやっていた短編の創作はいったん置いて、以前の即興演技に立ち戻り、それぞれの成長を確かめるそう。。
みなさん、お楽しみに!!                         沢大洋