2012年9月6日木曜日

背中で語る。

わりと久しぶりの筒井ラボ。最近は身体の単位を区切っての表現にチャレンジしています。

今回は背中。


まずは一人ずつ、ピアノの演奏のエチュード。その中で心境を表現していきました。もちろん後ろ向きです。それぞれで時間を区切りチャレンジしたのですが、やはり難しかったのか、なかなか長くは続けられません。
その後、いつものように振り返りへ。どのような心境だったのか、その心境が上手く表せていたか、そしてどうしたらもっと伝わるように表現できるのか。


背中を中心として魅せなければならないため、それはとても難しそうでした。ですが背中はいいですね。表現しようとして出ていたものではないかもしれませんが、それぞれの人間の個性が出ています。生き様であるとか。 背中で語れるようになることは、とても大事なことのように思いますので、是非もっと意識していってもらえればと思いました。



最後のワークでは、人数の関係で僕も参加させて頂きました。
内容は、2人で共通の単純作業をしながら、一方は例えば夕食のことで頭がいっぱいで、それが言葉として出てきます。もう一方は、例えば明日のテストのことを考えながら、しかし言葉としては出てきません。
同じ空間、時を同じくしているのに、ほぼ干渉しない2人。ですが客観的に見ていると2人の関係のズレが面白く見えたりします。

やろうとしている方はとても大変でした。
作業の手を止めることはできないし、頭では他のこと考えなければいけないし、それを言葉にしたり、その言葉を受けて反応したりもしなければならない。
同時に3つも4つも意識を働かせなければならない状況で、それぞれの課題を見つけているようでした。さらにさらに、前に進んでいきます。

沢大洋


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