1年目のメンバーからは、基礎である発声ができてなかったとか、体の使い方が上手くいかなかったとか。それぞれの課題と、筒井さんからのアドバイス、これからの展望について話していきました。
2年目のメンバーからは、本番をむかえたときの体の気持ち悪さについて。そして客席の意外な反応、衣装小道具からくる信頼感覚。苦手分野の発見。などなど。
1年目では考えられなかった領域の反省点、そしていまだに変われない点。そこに的確で、根っこの部分をついたアドバイスがいっぱい出てきて、羨ましくすらありました。
またアドバイスが、常に日常の生活と結びついていることが筒井さんの特徴です。普段の生活で、体・心を意識することを非常に大事にしています。
その流れで、「大人の役者になるためには?」という話になりました。それには、普段から感じる体・心の違和感に自覚的になり、問題点を自ら見つけ出しながら、解決方法を探っていくこと。それを芝居の体に活かし、役を舞台で成立させるところまでいくこと。それを繰り返し繰り返し。そしてどれだけ上手くなっても、現状維持ではなく常に成長を求めながら。ということでした。
2年目の作品は、前回よりもアダルトで艶のある作品にしたいとのことです。役者は艶がないとね。とのこと。確かに。
トークが終わり、ワークへ。それぞれの失敗談を語ることになりました。
内容は秘密ですが、一通り話し終え、「失敗談って笑えるね」という話に。そこから、「じゃあ、笑えないように話せるかな」という筒井さんの提案のもと、再度同じ話をしました。
どういう違いを出そうとしたか、どう見えたかを振り返り。悲しい失敗談、面白い失敗談でそれぞれ到達点は異なること、そして客観性を保ってやるかで全く違う等々、発見がありました。
次回は再来週。
筒井さんの中には本公演のビジョンができ上がってきているのではないでしょうか。
沢 9/16
0 件のコメント:
コメントを投稿