2013年5月15日水曜日

『わからない』ということを知る。

「 絶対、大丈夫か」の今回の講座。
引き続き2つのコント台本を研ぎすましていきます。

















まずは演技をする上でのテーマを書き出し、復習からスタート。
脚本の区切り、喜劇と悲劇のさかいめ、キョリ+角度+変化のスピード、声の大きさ+セリフのスピード、ステータスについて振り返りました。
そして今回は新たに『呼吸』について考えを共有し、稽古に入っていきました。その中で「声」を体の構造から理解するために、喉の図解がある資料を用いて説明されていました。「骨に近い筋肉を使うといいよ。」というのが印象的でよく覚えています。















稽古の中でいくつかの変化がありました。筒井さんからのアドバイスがあり、一人が大きく変わると、それに連動するようにまわりも変わります。筒井さんからも「ライブを大切に!」というアドバイスがありました。

最後に一度本番上演会。ビデオを撮ります。
最近はいつもこの流れ。最後の本番で、前回からどう成長できているのかがダイレクトにみられるわけですし、ビデオにも納められます。緊張もひとしおではないでしょうか。

今回の上演を終え、「わからなくなった」という声が多くありました。役者として考えなければならないテーマが増え、何回も何回も稽古するうちにどうしても越えられない壁が見えたり、指針がわからなくなったり。
ですが、わからないことがわかったんだ。チャンスと捉えよう。という考えで進んでいくようです。
まずはキャラクターの『行動の目的』をしっかりと認識すること。そしてその目的が達成されないことがまさにコメディになるということです。

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