劇研アクターズラボ+ルドルフ ”絶対、大丈夫か”
2作品を、部屋を仕切って端と端で稽古しています。
今回、残念ながら稽古にうかがえなかったため、今までの振り返りをしようと思います。
2012年2月、筒井加寿子さんをお招きし、劇研アクターズラボ+ルドルフがスタート。
のちに『絶対、大丈夫か』というユニット名となるこのチームは、メンバー9名(半数近くが演劇初心者)で進んでいきました。1年という長い講座期間の前半は、WSを中心に進んでいきました。筒井さん自身も表現活動の支えとされているであろう「アレクサンダーテクニーク」を念頭に置き、自分のクセに気づき、余計なものを排し、ナチュラルな演技体を目指していったように思います。
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▷wikipediaより
アレクサンダー・テクニーク(Alexander Technique)とは、心身(すなわち自己)の不必要な自動的な反応に気づき、それをやめていくことを学習する方法。頭-首-背中の関係に注目することに特徴がある。一般には、背中や腰の痛みの原因を改善、事故後のリハビリテーション、呼吸法の改善、楽器演奏法、発声法や演技を妨げる癖の改善などに推奨されることが多い。
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後半は、ニコライ・ゴーゴリ『結婚』を原作として筒井さんが書き上げた『NEVER WEDDING STORY』を進めていきました。チラシの紹介文には「現代ニッポンお見合いパニック劇!」とあったように、コメディを主体とする演目でした。舞台に立つのが初めてのメンバーが半数を占める中、難しいとされるコメディにいきなりのチャレンジ、相当な努力があったかと思われます。
さて、本番は1月に実施。
正月空けてすぐの公演でしたが、皆、堂々と舞台に立っていました。客席の反応も良く、今までのアクターズラボにないテイストで話題になりました。集客的にも240名を超え、第二期の開催が決定しました。
今期、最初はメンバー5名でスタート。5月からは1人増え、6名で稽古に励んでいます。前回初心者だった3名が残り、頼もしく新メンバー3名を率いています。
今回は講座の中間地点に本番をひとつ置きます。ですのでWSは少なめで、初っぱなから本番用の台本にじっくりと取り組んでいます。中間発表、そして来年1月の本番を見据え、役者としてのエッセンスを毎講座毎に一個ずつ研究していきながら、1年目よりじっくりとみっちりと、作品創作に取り組んでいます。
沢(6/24)
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