2013年12月28日土曜日

通し稽古。それぞれがどう感じたか。

本番会場となるアトリエ劇研にて、初の通しをしました。
まだ少し、台本を持ちながらの部分もありましたが、セリフ、段取り共に段々と身体に入ってきている状況でした。(最後のシーンは退館時間が迫り、残念ながら出来ませんでした。)
写真をみてもわかる通り、粗方、舞台装置、小道具が揃ってきています。衣裳もあとちょっとです。


出来としては、どうだったんでしょうか。まずはメンバーがどう感じたのかが気になるところ。
外から見ていると、初めてのアトリエ劇研での稽古、そして初めて舞台装置、段取り、セリフに気をとられている印象でした。そしてコメディ作品なので、通しでは客からの反応が得られないのも難しいところ。上演の中でメンバー自身が感じたであろう違和感を、いかに早く消していけるかが大事なように思います。アトリエ劇研でずっと稽古できるわけではないので、通しの感触をなるべく新鮮に覚えておいて、どうすれば違和感がなくなるか、実践の中で、通しの感覚と重ねながら確かめていって欲しいと思いました。

ですがもちろん、キラリと光りだしそうなシーンもありました。
上演中に違和感ではなく、役柄と自身の感情が高まり合って調和して、それぞれのある一定のラインを超えた時もあったと思います。出来ている感覚と言いますか。
そこは絶対に信じて、その感覚を揺るがない芯に置いて、キャラクターを育てていって欲しいと思いました。

さて、もう2013年が終わります。講座としては12月28日が最終稽古。
毎日の稽古で疲労もかなり溜まっていると思います。ですが、ここまで稽古を踏ん張り、正月はしっかり休みをとって、新年、着実な一歩を踏み出して欲しいと思います。

12/25 沢

0 件のコメント:

コメントを投稿